ラオス-Huay Xaiからタイ チェンライへの陸路越境

2016年8月12日

 

この日はラオスのHuay Xaiから、タイ Chiangraiへ戻る日。

ラオスは雨が降り続き、町中には行けなかったけれど、ホテルだけでもいろいろな気付きがあった。

中韓の投資と日本の投資がいかに違うかも良くわかった。

 

ラオスのワーカー給与は未だタイの30%。

タイでは、ほしい人にはスマホが行き渡っており、サムスンにはうんざりだけれど、iPhoneを買うほどの金は無い。

でも、ラオスでは、若い人にもまだまだスマホは行き渡ってはいない。

メコン川ひとつ隔てるだけで、これほどの格差がある。

外交は政治家と外務省だけがやるものでは無い。

民が入らなければ相互発展はないし、中韓がのさばれば平和外交さえ出来なくなるのだ。

それは、今のラオスと、ASEANの分断を見れば、明らかだ。

 

さて、こちらは、ホテルのフロント付近から撮影したChiang Khong-Huay Xai Friendship Bridge

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中国が土地を100年間借り受け、建設資金をタイと中国が出して建設した、メコン川を横断する橋だ。

この橋が出来る数年前までは、以下地図の位置からボートでの渡航が主流だったが、今ではこちらを利用する人は少なくなったし、外国人は利用できなくなった。

 

帰りはホテルの送迎を利用して、Chiang Khong-Huay Xai Friendship Bridgeのラオス側ゲートに来た。

送迎の車はヒュンダイのぼろいワンボックスで、昨日のメルセデスと、乗り心地は、比べるまでも無い。

ゲート前を見てみると、日本車もあるがやはりヒュンダイが多い。

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さて、出国手続き。

パスポートと出国カードを提出して終了。

出国のスタンプも綺麗に右上に押してくれて、やはりラオス人は几帳面だ。

出国時も、LAOと書かれているブースもあるのだが、開いているのが2箇所しかないので、LAOとかASEANとか書かれている内容は気にせず開いているところに行けば良さそうだ。

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出国したら、バスのチケットを買う。

ラオスからタイへの料金は25バーツ。

タイからラオスの時は20バーツ+荷物料20バーツだったが、ラオスからタイへは荷物があっても追加料金は無し。

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写真の柵の奥が出国審査場で、左にある小さなブースがバスのチケット販売所。

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出国後のバスを待っているところ。

奥の方が入国側だ。

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入国ゲートの前には、売店があり、BeerLaoやコーラ、砂糖入緑茶も販売している。

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ラオスからタイへのバスも30分に1本くらいで、待ち時間が長いので、ビールを購入。

左は黒ビール、右はGoldの名の通りプレミアムビール。

タイの入国時に持ち込める酒は1本のみなので、急いで飲んだが、どちらも美味かった。

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さて、こちらはラオスからタイへのバス。

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タイヤは溝があるが、LINGLONGなんてタイヤメーカー知らん。

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エンジンがオーバーヒートするのか、後ろは開けっ放しで走る。

水冷・空冷併用だ。

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下の写真、右側に停まっているのは、タイからラオスにやってきたバス。

タイからラオスはメルセデスのバス。

ラオスからタイへはヒュンダイのバス。

ラオスからタイへは、ラオスのバス会社のチケットしか買えないので、嫌でもヒュンダイバスに乗るしかない。

こうしてみてみると、タイ語とラオス語の違いなど日本人にはわからない。

タイ人もラオス語は読め、ほとんど意味がわかるそうだ。

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さて、運転手は待っている乗客にまだ乗るなと言っていたが、待つ人が増えるにつれて、続々と勝手に乗り始めたので、負けじと乗り込む。

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まもなくバスは出発。

帰りもわずか3分ほどで、タイ側の入国ゲートに到着。

到着時にバスのチケットを渡してバスを降り、入国審査へ。

左が入国審査側。

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空港と同じようにパスポートと入国カードを渡して、手続きを待つ。

入国後は、税関検査場があり、係官からの指示があった場合は、X線検査装置に荷物を通す。

 

タイへの入国を終えると、なんだろうか、この感覚は。

まるで自由の国に帰ってきたかのような、不思議な感じだ。

 

ラオスからタイへの陸路渡航で掛かった費用はバス代の25バーツのみ。

出国税や入国税のようなものは一切無し。

菊の御紋の入ったパスポートをもつ、高貴なる天皇陛下の臣民は、ラオスもタイも査証無しで渡航できる。

さて、一部webの情報などでは、タイへの陸路入国の場合の滞在期間は15日間と書かれているところも見受けられるが、押されたスタンプは30日間と、空路入国と同じだった。

(渡航される際は最新の査証要件や滞在可能日数をご自身で確認いただきたい)

 

タイからラオスへの行き方については、こちらを参照いただきたい。

 

さて、昨日までのドライバーと再会し、次回はチェンライの定番スポットへ。

 

 

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