2016年8月10日
Black House Museumの次にやってきたのは、いくつかの山岳民族が集まる村だ。
ホームページではUnion of Hill Tribe Villagesと紹介されている。
ここも、ドライバーに渡していた、行きたいところリストには含まれていないのだが、ここに立ち寄った。

ここは、山岳民族を支援する財団が運営しており、入場料は500バーツ。

中は、いくつかの山岳民族が、それぞれに家を建てて小さな村を作り、そこで実際に生活し、土産物などを作り、販売している。

進んでいくとAKHA族の村へとたどり着く。

実際に生活している家が建ち並ぶ。

土産物の販売店も中にある。
日本語で話す人もおり、「これ150バーツ、これ100バーツ、これ50バーツ」などと話しかけてくる。
日本でも売っているようなアクセサリーもあるし、伝統的な織物の帽子やポーチなども売っている。
綺麗な装飾ではあるが、率直に言って、買いたいものは見当たらなかった。

広場に行くと、ダンスをするからこちらにおいでと、招かれるままに進んでいく。

地面に置いた丸太に竹を叩き付けてリズムを出し、後ろではシンバルなどが演奏される。
演奏が始まると次々に人が集まり、総勢16名。
ほとんどの村人が集まったのでは無いかと思う。
写真の真ん中には寄付の箱があるが、こんなに人がたくさん集まって、一体いくら寄付の箱に入れたら良いというのか。
この旅、最初の危機を感じた瞬間だった。

とりあえず、100バーツを寄付ボックスに入れた。
みんな、気さくに写真撮影にも応じてくれた。
女性は小柄な方が多く、身長は140cmくらいではないかと思う。
こんな感じで、他の民族の村を回っていく。

途中で、野生の豚と書かれたところに出た。
完全に爆睡中で、声を掛けても起きる気配無し。

村の中では、放し飼いになっている鶏をよく見かける。
大学にいたときは、自分で産んだ卵をつつくような鶏しか農場で見なかったので、鶏が子育てをするなんて、驚きの光景だ。
親鳥が落ち葉を除けて、餌のあるところをヒヨコに教えている。

続いて、こちらの方に進んでいくと、首長族。

本当に首が長い。
機織りの作業中。

販売している生地も綺麗だ。

頬や顔全体に日焼け止めを兼ねて装飾。
これはミャンマーの風習らしい。
また、話している言葉もミャンマーに近く、タイ語では無いようだ。

このように、生地の製造販売をしている。

身につけている、金色のワイヤー。
長いものは4~5KGの重量になる。

ここを訪れてみるのも、いろいろな事を知れて勉強にはなる。
山岳民族を保護する目的は賛同するし、いくつかの民族に集まってもらってその生活を紹介するのも必要だろう。
ここに暮らしている方々はその趣旨を良く理解されているし、タイ人は写真を撮るのも撮られるのも大好きだから、カメラを向ければ嫌な顔すること無く、ポーズをとってくれる。
とはいえ、動物園じゃ無いんだから・・・。
少し、抵抗感というか、違和感を感じる場所であったのも事実だ。
タイではこのように山岳民族を保護しようという活動がある一方、ミャンマーでは迫害を受けている山岳民族もある。
ロヒンギャ族だけが問題になっているのでは無い。
日本では全く知られていないが、実際のタイは難民に苦しむ国であり、国境に通じる幹線道路は警察が検問を実施している。
さて、次回は山岳地帯に入っていく。
