2016年8月10日
さて、今日からはチェンライで新たなドライバーを迎えての旅立ちの日である。
チェンライではいろいろと行きたい場所を事前に調べてあり、ドライバーにリクエストとして渡していた。
また、チェンライのドライバーは、車、ガソリン全て込みで1日1,800バーツと安い。
素晴らしいホテルである、Grand Vistaをチェックアウトし、ドライバーに会う。
荷物を積み込んで話をすると、最初にBlack House Museumに行くと言う。
そんなところ、リクエストもなにもしていなかったのだが、とりあえず行ってみた。
率直に言って、よくわからない。
理解不能なものばかりだ。
確かにBlack Houseなのだが、何のために建てられたのか全くもって意味がわからないのだ。
仏像もある。
彫刻もある。
建物が点在していて、中も豪華だ。
しかし、これは何の意味が???
理解不能のまま進んでいくと、ワニの毛皮や動物の頭蓋骨がたくさん。
庭も広いし、いろいろな建物が点在しているが、どこを見ても何の意味があるのか全くわからない。
この石の集まりは、ストーンヘンジか???
この高床式は何のために?
古代を再現したものでも無さそうだ。
あちらこちらに、動物の頭蓋骨や毛皮が並んでいて、夜であれば死ぬほど怖いだろう。
そんなこんなで、最後の最後まで意味がわからないまま終了。
ドライバーによると、サウジかどこかの王に絵を描いた芸術家が気に入られて、多くの美術品を提供して多額の資産を得たため、その金でこの地区にミュージアムを建てたのだとか。
確かに、近くには、広大な庭園を持つ私有地があった。
その芸術家も2年ほど前に亡くなったのだとか。
とにかく、入場料無料とは言え、よくわからないミュージアムに朝一で行った。
芸術が好きな人は理解できるかもしれないが、面白いとは正直なところ一切思わなかった。
俺がリクエストしたところに早く行けよと率直に思った。
さて、次回は少数民族の保護施設を訪ねる。