2016年8月7日
宮殿のあとは、Doi Suthep-Pui国立公園のさらに奥地へと進み、Doi Puiのモン族の村へ。
雨期と言うこともあり、霧がかかって全然遠くが見えない。
そんな山道を進んでいくと集落に達する。
小さな商店街のような小道を進んでいくと、入場料を払う場所があり、そこで数十バーツを払る。
ここでは、子供3人が入場者数の記録を取り、入場料金の徴収をしていた。
さらに奥に進んでいくと、小さなら集落に出て、モン族の博物館などがある。
中には様々な民族の紹介がされている。
中では、子供たちが遊んでいて、写真を撮らせてもらうと…お金ちょうだい、と。
たくましい子供たちだが、とりあえず、1人5バーツくらいあげておけば良いでしょう。
その集落の中に、50バーツでモン族の衣装を貸し出しているところがある。
カメラマン、いやカメラウーマンもおり、写真を撮ってもらえる。
もちろん写真を購入する時は別料金だ。
衣装を着てあちこち散策。
けっこう締め付けられる服なので、腹が出ている人はアウト。
貝や鈴などいろいろなものが縫い付けられている。
こんな山の中で貝はどこから? と疑問が沸く。
衣装にはコインが大量。
見ると10セント硬貨であるが、フランス領インドシナと書かれており、日本軍が東南アジアに出るまで使われていた硬貨なのかもしれない。
途中で雨が降り始めたが、やんだ隙にこの衣装を着たまま、少し登ったコーヒーショップへ。
ここから集落を一望できる。
そのコーヒーショップで、くつろいでいると、地元大学の研究調査のアンケートを受けた。
なんでもコーヒーツーリズムについて。
タイの北部でコーヒーが生産されているなんて、ほとんどの人は知らない。
もちろん英語でのアンケートだったが、ありのままの回答をして、コーヒーを飲んでいると再び雨。
けっこうな大雨だ。
そのコーヒーショップに、子供たちが。
観光客に写真をとらせて、小遣いを稼ぎ、コーヒーショップで優雅なおやつタイム。
何ともたくましい。
雨があがり、下に降りていって、衣装を返す。
近くには庭園があり、そこにも立ち寄ってみた。
この庭園も入場料を取られた。
と言っても20バーツくらいだったと思う。
今日は憲法改正の国民投票。
そのため、タイでは酒の販売は禁止。
ドライバーのはからいもあり、近くの小規模商店でビールを買い込み、新聞で隠してビニール袋に詰めて車へ戻る。
さて、次回は国立公園内のお寺へ。