2016年8月6日
ホテルにチェックインして、しばらくすると、雨が降ってきた。
その間に、事前調達したSIMカードを携帯にいれて通信しようとしたが、どうにもうまくいかない。
これもなんとかしないといけないし、昼飯も食わなければ。
13時過ぎに雨は上がり、市内へ繰り出すことにした。
ちょっと小道に入ったところで、気になるレストランを見つけ、入ってみることにしたが、これが大当たり。
ソムタムにガイヤーン、スープどれも美味い。
しかし、ビールを頼むと微妙な顔をされた。
タイでは酒の販売は制限されている。
祝日や選挙の時は終日販売禁止だし、普段も昼飯時と夕方以降に販売は制限されている。
とはいえ、電子的に提供時刻が記録されない小規模なレストランやレジも無いような商店では時間に限らず出してくれることが多いのが実態だ。
調べてみると明日が憲法改正の国民投票だそうだ。
こいつは酒の調達は困難を極める。
レジで販売記録の残るスーパーやコンビニでは100%買えない。
したがって、写真はイメージであり、この店が選挙の前日に酒を提供したかどうかについては記述しない。
軍事政権はうらやましくないけど、憲法改正とはうらやましい限りだ。
さて、食事を終えたあとは、MAYA(メイヤと発音していた)というショッピングモールへ。
チェンマイではけっこう大きなところのようだ。
雰囲気はバンコクのMBKのようだ。
中に入って見ると、よくわからないTシャツの自販機。
タイのショッピングモールではよく見かけるカメラ店。
BIC Cameraのパクリではないかと疑わしい。
ダイソーはここ数年で急速に店舗数を増やしたようだ。
2012年頃は見ることは無かった。
販売しているものは日本のダイソーと同じで、ほとんどが日本から輸入したもの。
値段は基本が60バーツ、日本円で180円弱。
日本のダイソーにもあるように、基本価格よりもっと高価なものも取り扱っていた。
108円の日本と比較してずいぶん高い。
東南アジアのショッピングモールを歩いてみると、日本の物価がかなり低いことに気付くはずだ。
ショッピングモールにあるようなレストランの値段は日本と大差ないが、食料価格はタイの方が断然安い。
屋台なら100円でメシが食える。
しかし、雑貨や家電は断然日本の方が安い。
日本のデフレは、実は、こんなにも深刻だ。
次回は、通信がうまくいかないタイのSIMカード事情について。